花咲かおまさ

北海道のガーデニングブログです。雪国でイングリッシュガーデンを楽しんでいます。

草花

スプリング エフェメラル

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早朝の恵庭公園を歩きました
天を仰ぐと真っ青な空
足元には朝露に濡れた草花が広がっています
清々しい春の森に 澄んだクロツグミのさえずりが響き渡り
幸せな気持ちでいっぱいになります
エゾエンゴサク
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園内のあちらこちらにエゾエンゴサクが咲いていました
透き通るような清らかな青‥
うっとりと 見とれてしまいます
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雪解けの早かった今年は
植物の成長も皆 早いようです
道端にあずき色のエンレイソウを見つけました
気をつけないと見逃してしまいそうな小さな花は
ひっそりと うつむいて咲きます
しゃがみ込んでシャッターを切ります
エンレイソウ
P4250111.JPG
エンレイソウやエゾエンゴサクは
湿り気のある林床に咲きます
今はたっぷりと光を浴びて気持ちよさそうですが
木々の葉が成長し 陽の当たらなくなる頃には
地上部はすっかり枯れてしまいます
春に花を咲かせたあと
翌年の春までの長い時間を ひっそりと地下で過ごすのです
こうした植物を スプリング エフェメラル ( Spring ephemeral )と呼びます
 
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アズマイチゲは花の盛りを過ぎてしまいました
しおれた花を見ると ちょっぴり寂しい気持ちになります
エフェメラル ( ephemeral ) には つかの間の・儚い・短命の
等の意味があります
儚い命だから一層 愛おしく思えるのかもしれませんね
アズマイチゲ
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下の写真はオオバナノエンレイソウ
短い春の日を愛おしむように 光に向かって精一杯花を咲かせていました
オオバナノエンレイソウ
P4250238.JPG
こうしたスプリング エフェメラルを庭に植えるときは
自然界の環境に習い
庭木の下などの 早春には日が当たり
初夏には日陰になるような場所を選びます
また 夏には地上部が消えてしまうので
夏に葉が茂る宿根草の近くに植えるなどの工夫をするといいかもしれません
春に
はスプリング エフェメラルが まだ貧相な宿根草を助け
夏には成長した宿根草が
消えてしまったスプリング エフェメラルの跡を覆ってくれます
ただ 増えすぎる宿根草のそばは避けた方が無難かもしれませんけれどね
下の植物は ナニワズといいます
ジンチョウゲ科の落葉小低木で 夏に落葉するのだそうです
もちろんスプリング エフェメラルではありませんが
春を告げる愛らしい植物のひとつです
ナニワズ
P4250275.JPG
こちらはマイヅルソウ
やわらかな緑の葉が開き 中央に小さな花の蕾が見えてきました
やがて素朴な白い小花を咲かせます
このマイヅルソウが 木の株元にびっしりと生えているのをよく見かけます
根の張った木の株元で育つ植物はそう多くありません
利用しない手はないと
数年前 試しにツリバナの根じめに使ってみました
いい感じです
ただそのままだと どんどん増えてしまうので
何かで仕切りをした方が無難かもしれません
マイヅルソウ
P4250149.JPG
自然界から学ぶことは少なくありません
さわやかなこの季節
のんびりと野山を歩いてみるのも悪くないかもしれませんね

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