雨脚が強くなってきました
午前8時現在の気温は15℃
夜中18℃近くあった気温が 時間を追うごとに下がっています
写真を撮ったこの日は 蒸し暑い日でした
薄雲が残る朝 日高の沿岸は 行き交う昆布漁の船で賑わっていました
採り昆布漁です
漁の解禁期間は 7月上旬から10月まで(日高地方)
水深2~8mの岩礁地帯がよい漁場になるそうで
時折 海水目当てにアオバトの群れもやって来ます
雲が切れ青空が広がり始めると景色が一変します
日高の夏の風物詩 昆布漁
長閑で 美しい風景ですね
各浜には「旗持ち」と呼ばれる人が居て
夜明け前 波の状態や天候(午後も晴天が続くかどうか)を見定め
その日の漁をどうするか決めるのだそうです
漁が行われる場合は 旗が揚がり それを合図に船が出ます
昆布をその日のうちに天日乾燥させるので
漁に出られるかどうかは天気次第
去年は数えるほどしか採り昆布漁ができなかったと
陸廻りさんから お聞きしました
自然相手のお仕事 厳しい世界なんですね
終了時間になって降ろされた 目印の旗
旗が降ろされ ポンと花火(雷)が鳴るのを合図に 船が一斉に戻り始めます
陸揚げされた昆布は クレーンを使って車に積まれ
砂利が敷き詰められたコンブ干場に運ばれます
手際よく昆布を並べる 陸廻り(おかまわり)さん
(写真はご本人の許可を得て撮らせていただいています)
昆布は重ならないように 素早く 丁寧に並べられます
乾いてきたら 「砂引き」をするんだよ
「砂引き」って 何ですか?
石にくっつかないように昆布を揺らす(引っ張る)んだ
満杯になった昆布は繰り返し陸揚げされます
大量の昆布を並べるだけでも大変なのに ほんとうに頭が下がります
美しく豊かな日高の海と そこに暮らす心優しい働き者のみなさんに
この日は感動の連続でした
また大好きな場所が増えました
すごいぞ 北海道
昆布漁のことほとんど
知らなかったので
とてもためになりました。
ドキュメント番組を観ているようでした。
厳しい自然に向き合う仕事を
して下さる方々のお陰で
美味しい昆布を食べることが
出来るのですね。
漁師さんとおまささんに
感謝です!
ここよこ様
私も同じです
今回のことがあるまで 昆布漁のことはなにも知りませんでした
ブログには載せていませんが 天日干しされた昆布は束ねられ 倉庫に運ばれます
その後も 選別作業や 決められた長さに切りそろえたり
専用の倉庫でねかせたり(庵蒸)と 長い工程を経て店頭に並ぶようです
大変な労力ですよね
今回の経験で 袋詰めにされた昆布を見る目が少し変わったような気がします
コメントをありがとう~
おまささんは 朝早くの昆布採りから 陸揚げされ
砂引きするまで ずう〜と 海岸にいらしたのですか、、
忍耐がないと 良い写真は撮れませんね〜
鍋に使った 出がらしの昆布も大好きで 食べてしまいますが
これからしみじみ 味合わねばね〜
以前 鳥見の写真ばかり載せてる方も いらしたんだけど
「この枝に 止まって欲しい」と ずう〜と まってたり、、
最後の小屋の写真
ここでは 寒い時には 体を休めたり 温めたり
するのでしょうか、、
この1枚が また 「効いて」ますね〜
katananke05 様
2日に分けてお邪魔したんです
1日目は午後の4時前くらいだったかな
天日干ししていた昆布を束ねて 専用の小屋に運ぶ頃で
2日目は朝の5時半に家を出て 現場に着いたのは8時頃
2時間くらいは居たと思います
漁船が引き揚げて一段落する頃に こちらも移動したから
小屋ね 確認したわけじゃないか確かなことはわからないけど
多分 昆布専用の小屋じゃないかな
いい味出してますよね~