先日 廃線になった日高本線を訪ねる機会がありました
藤の奥へと続く線路
もう走る電車がないと思うと
なんだか少し 寂しくなります
厚賀(あつが)駅ホーム
それしても 見事な藤です
風に揺れる花房の なんと優雅なこと
美しい
古くから馴染みのある植物のせいでしょうか
藤には桜同様 見る者を虜にする不思議な魅力がある気がします
ジョッピン カケタカタ
ジョッピリリ キリキリピッ ケシケシケシ ピスイピスイピスイ
ホームの向こうから聞こえてくる
エゾセンニュウや コヨシキリのさえずりに ほっこり
厚賀(あつが)駅
趣のある木造の駅舎には 洒落たアーチ窓があって
ガラスの向こうに青葉が透けて見えました
駅舎内も廃駅とは思えないほど 清潔でお洒落でした
ねっ 広くて こざっぱり
さすがに自転車置き場の出入口は 伸び放題の雑草にふさがれていたし
蜘蛛の巣の向こうに見える自転車も 錆びついていましたが
これはこれで 廃駅という独特の雰囲気を醸し出しており なかなかの味わいでした
線路近くの海岸線からは
ねじ曲がった防災用フェンス(崩落土砂防止柵)が見えました
2015年の暴風雪で甚大な被害を受けた日高本線
復旧工事にかかる膨大な費用と 利用者の減少で鵡川ー様似間の廃止が正式に決まったのは
去年11月のことです
ハマエンドウ
清畠(きよはた)駅
海辺の近くにある清畠駅では 満開のハマナスと
子育て中のノビタキが お出迎え
ノビタキ(ヒナ)
美しく恵みにあふれた自然は
時に残酷で私たちの心を打ち砕くこともあるけれど
それでも太陽はのぼり 藤が花を咲かせ 人は立ち上がり
新しい時間を刻んでいくのだと思います
だから
私も がんばれ
おまけ
うっ 眩しい
もうお役目御免になってるのを見て
よし 頑張ろう〜と前向きな気持ちにさせてくれるというのも
不思議よね〜
それにしても この厚賀駅は ちゃんと窓ガラスも綺麗に
駅舎内も こざっぱりと どなたかが 手入れをなさっている?
アール・デコ風の 半円の窓枠や 赤い椅子、、
おしゃれなセンスですね〜
katananke05 様
そう言われてみれば そうですよね
役目を終えた駅舎や駐輪場は やっぱり寂し気ではあったけど
見事に咲く藤の花や 子育てに忙しそうなノビタキを見て
なんだか元気をもらえたんですよね
駅舎 どなたか手入れをされているのかもしれませんね
蜘蛛の巣ひとつなく とてもきれいでしたから
そういえばお尋ね、、
アムソニア、、チョウジソウの タネって
おまささん 以前送ってくださったかしら?
植木鉢に 細長い葉で 葉脈がしっかりあり
茎も細いけどしっかりした植物が あるんだけど
40センチくらいの高さかな?
もう二年は経つ?けど 花がつかない、、
アムソニアの葉に 似てるんだけど、、
katananke05 様
アムソニアの種ね
送ったかなぁ
ごめんなさい よく覚えてない
草丈は地植えで60cm くらいだから
鉢植えだったら40cm くらいでも不思議じゃないけど
アムソニアの葉によく似た草もあるから
なんとも言えないなぁ
ちなみに我が家のアムソニア こぼれ種では出てきたことがないのよ
もしかしたら抜いてるのかもしれないけど
ごめんね お役に立てそうもないわ
エゾセンニュウや コヨシキリのさえずりが、呪文みたいで、ユニークね~
大自然の中で、鳥のさえずりを聴きながら センスの良い古い駅舎がきれいで、心に染み入るね~!!木造って いいな!
日高本線は 廃線になっちゃったんだね・・・淋しいな
昔、20代の頃、近くの 新冠、静内、日高町を訪れて、牧場に出掛けた思い出が蘇りました
災害の跡が痛々しいから 何とか修復して欲しいけど 予算問題とか事情があるんでしょうね~
344Akem 様
ホントね~
文字にすると まるで呪文(笑)
木造の建物って 温かみがあっていいよね~
昔 夏合宿で久万高原に行ったときの校舎も 趣があったよね
覚えてるかな?
日高地方は牧場が多いものね
海があって 草原(牧場)があって 馬がいて
北海道民から見ても つくづ美しい所だな~と思うよ
憶えてる、憶えてる!あの木造校舎は、1980年代のドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地になったよ!
8月の合宿、昼間は猛暑のグラウンドなのに、朝晩は肌寒いくらい気温差があり・・・私達は食事作りとグラウンド当番に分担して一生懸命だった・・・
17人分の3食、一体どんな食事を作ったのか今 考えると怖いもの知らずだよ(笑)
344Akemi 様
あはは
ホントだね
よくまぁ あの年で みんなのご飯を作ったりしたもんだ
でも 懐かしいな~
なにもかもが輝いて見えたよね
大切な大切な思い出 あれこそ 本物の宝物だね
藤の花、美しいですね・・・。
風に揺れる様子を想像すると
うっとりしてしまいます。
人が作った風景も
時の流れの中で自然とともに
変わっていきます。
綺麗に手入れされているところも
荒れてしまっているところも
混在しながら。
生き生きとしている生命力に溢れたものは、そのままで美しく癒しや喜びを与えてくれます。
年月を重ねたものには、
お疲れ様とねぎらいたくなるし、
災害などで壊れてしまったものを見ると
辛い気持ちになります・・・。
時は、どんどん流れていってしまうので
限りある時間をどのような気持ちで
どんな風に過ごすのかは、大切だと
改めて感じました。
ここよこ様
藤の花が風に揺れるさまを「藤波」というのだそうです
波のように花房が揺れる
日本人はほんとうに美しい言葉をたくさん持っているな~と感心します
役目を終えたものの傍らに 美しい藤の花が咲き 小鳥が子育てをしているのを見て
救われる思いがしました
私も 限りある人生 かぎりある時間を 愛おしみながら大切に過ごしていきたいです
『藤波』美しい言葉ですね・・・
『柳絮』もそうですが、
おまささんのお陰で素敵な日本語を
知ることが出来ます。
ありがとうございます!(*^^*)
短い言葉にぎゅっと濃縮して
表現されていて
俳句なども最近テレビ番組で見たりするのですが、日本語の美しさって
いいなぁと思います。
ここよこ様
美しい日本語に出会うたびに
あ~昔の人も同じように感じていたんだな~
それにしても なんて豊かな感性なんだろうって 感心しています
いいですよね 日本語
おまささんお久しぶりです~今回のブログで日高本線って書いてあるのでどこが出るかと思ったらなんと我が故郷の厚賀駅が出てるじゃないですか‼️この駅は私の実家から歩いて数分の所にあって高校に通っていた駅です(^-^)3年くらい前にクラス会があって友人たちと駅で写真を撮ったけど藤の木があったなんて気づかなかったなぁ~実家に帰るたび壊れたままの線路や遮断機の外された踏切を切ない気持ちで見ていました
久しぶりに両親に電話しようかな
稲庭ジューン様
お久しぶりです
いや~驚きました
ご実家が 厚賀駅から歩いて数分とは‥
思わぬところで繋がり うれしかったです
藤の花 見事でした
ほんとうに きれいでした
見ていて勇気が湧いてくるような そんな美しさでした
厚賀 ステキなところですね
忘れられない場所がまたひとつ増えました
ご両親によろしく