車中泊の旅 2日目。
この日は終日、旭岳でギンザンマシコ狙い。
大雪山系の主峰旭岳は、標高2291m 。
北海道で1番高い山です。
山麓駅(1100m )から姿見駅(1600m ) の間は、ロープウェイで移動します。
エゾツガザクラ
終点姿見駅に到着したのは午前7時頃。
ガスが立ち込め、ウインドブレーカを羽織っていても‥うっ、寒い。
ここから目的地の第三展望台までは徒歩で15分ほど。
雨具や食料、交換用のレンズなど最低限の荷物だけを背負い、ゆっくり歩きます。
歩いているうちにガスが消え、青空も見えてきました。
いいぞ、いいぞ。
第3展望台に到着。
ここに腰を据え、ひたすらギンザンマシコが出てくるのを待ちます。
待って、待って、待って‥。
1度メスが近に出てくれましたが、残念ながらガスが充満して視界不良。
オスは遙か遠くのハイマツをちょろちょろするばかり。
手持無沙汰なので、周りの高山植物を撮ってみました。
イワブクロ
メアカンキンバイ
キバナシャクナゲの花後?
イソツツジ
残雪も多く、陽射しが途絶えると
寒さが襲ってきます。
ハクサンチドリ
ギンザンマシコにはフラれましたが、ノゴマがすぐそばに出て来てくれました
。
。
目を凝らして鳥を探し続けているうちに、
ハイマツの実がギンザンマシコのメスに見え
枯れて赤茶色になった枝がオスに見えるように‥。
ダメだ。疲れている。
午後3時。
空模様も怪しくなってきました。
じっとしていると寒さが堪えます。
そろそろ潮時かな。
チングルマとエゾコザクラの群落を眺めながら、来た道を戻ります。
山を下りたら暖かいコーヒーでも。
と思っていましたが、
駐車場まで戻ると これが暑い。
北の1600m は、バカにできませんね。
この日は美瑛まで戻って、2度目の車中泊。
疲れていたせいか、すぐにコトンと眠ってしまいました。
それにしても、失敗しました。
せっかく旭岳までやって来たというのに、標準レンズを忘れ
まともな風景写真を撮ることができませんでした。
ロープウェイの料金は往復で2,900円。
乗り込む前に、忘れ物のないよう 荷物の確認は十分に致しましょう~。
車中泊の旅 その1~3
おまささんが一歩一歩踏みしめながら進んでゆく姿や
わくわくドキドキが凄~く伝わってきて、私も楽しくなってきました。
「やればできるじゃない」って私だったらつぶやいていただろうな・・・。
束の間、日頃のもろもろを忘れさせてくれました。
大自然という言葉がぴったりな山々、可憐な高山植物、ナキウサギは、ラッキーでしたね。
ギンザンマシコは最終的に会えたのでしょうか?
みゃおまま様
ギンザンマシコ、出るには出てくれましたが、まともな写真は撮れずじまいでした。
もっとも鳥見をやっていると、こうしたことには慣れっこになるので
ダメージはありませんでしたが、標準レンズを車に置き忘れたことはイタかった~。
大雪山の雄大な風景を目の当たりにしながら、指をくわえて見ているだけ。‥辛かったなぁ。
おお、、ほんとに 車中泊だったのですね〜
びっくりだけど 大丈夫?
北海道はまだ変質者もすくない?ってか
そんな山迄は出掛けてない?
そういう心配をするのは 本州のひとだけかしら、、
気をつけてね〜
窓が 外から見えないように寝るときは囲うというのも
ありじゃないかしら、、
高山植物がみんな きれいだし
このノゴマも まるで水ぎわの 鳥のように
足がながくて のどの赤い色が あざやかですね、、
お花をたべるの?
カタナンケ様
ええ、ホントです。
寝泊まりしたのは美瑛の道の駅なので、安心でしたよ。
ナンバープレートを見ると、半分以上が本州方面。
キャンピングカー等も何台か停まっていました。
車の窓対策、うっかり忘れて出かけてしまいました。
次回はちゃんと用意して行きますね。
ありがとう。
ノゴマは道内で普通に見られる鳥ですが、やっぱり高山植物のそばっていいですよね。
主食はミミズや昆虫のはずですが、お花も食べるんでしょうか。
今度会ったら聞いておきます。