北海道は、もうすっかり秋です。朝晩は肌寒く、ストーブを入れようかと迷う日もあります。
ほんの1週間前まで半袖を着ていたのが、嘘のようです。
鳥見で田舎道を走っていると、黄金色に実った稲穂が目につくようになりました。
空き地には、セイタカアワダチソウにエノコログサ、イヌタデグサ、ヒメジョオンなどが
競うように花を咲かせています。
今日は久しぶりの秋晴れで、早朝から鳥見に出かけてきました。
タートルネックのフリースに厚手の上着を着てもちょっと寒いくらいでしたが、
空気は澄みきって爽やかこの上なく、もう最高の気分でした。
下の写真は、そこで出会ったキタキツネです。
すぐに逃げ出すかと思っていましたが、さにあらん。
超リラックス状態で、毛づくろいを始め‥
木の葉で遊んだり
伸びをしたり‥。
やがて草むらに消えて行きました。
「では」と、私も車に乗り込み出発。
少ししてバックミラーを見ると、
キツネが車のあとを追いかけていました。
え、何で?
誰かに餌でも、もらったことがあるのでしょうか?
観光地でも住宅地でもないのに、不思議です。
私のあとについて来ても、何にもあげないよ‥。
バックミラーに映るキタキツネは立ち止まり、
やがてすっかり姿を消しました。
少しだけ、胸がキュンとしました。