背の高い枯れ草の間から ひょっこりと顔を出しているのは エゾシカの親子です
左が母さん鹿で 右が子鹿
寄り添う姿が なんとも微笑ましく ほっこり ほこほこ
10mを超す高木が重なり合い トンネルのようになった道は
昼間でも薄暗く ひんやりとしています
繁殖を終えたこの時期
ここで見るエゾシカのほとんどが 女鹿か未成熟の子鹿です
雄鹿は 女鹿や子鹿たちとは別の場所で
群れになって過ごします
でもこの雄鹿は 3匹の子鹿にぴったり
片時も 子鹿から離れようとしません
母さん鹿はどこかと 目を凝らして探しましたが
それらしきメス鹿はどこにもいません
それでおまえは ここに残ったの?
子鹿を守るようにして駆けてゆく
雄鹿の後ろ姿を見送りながら
胸の奥が ジーンと熱くなるような気がしました
おまけ
母さん鹿は?