庭の冬支度がすっかり終わり
わたくし ついに 鳥見モードに入りました
天気のいい日は カメラを車に積み込み 気ままに近場を走ります
車の前を歩いていたのは キタキツネ
フサフサとした豊かな冬毛におおわれた 美しいキツネです
驚かさないように 最徐行で後をついて行きます
鮮やかな緑の草地を 大股で走っているのは オオハクチョウの家族
これでもかというほど姿勢を低くして
それ 走れ 走れ!
テイクオフ!
ゆったりとした羽ばたきが ハクチョウの持つ優雅さを際立てます
陽の光に透ける白い羽の美しさに 見とれながら
いつしか私もハクチョウになって
大空を羽ばたきます
恵庭岳
樽前山
ナナカマドと恵庭岳
帰り道 農道わきの林縁に ガガイモの実を見つけました
路肩に車を停め 写真を撮ります
紡錘形の袋果が裂けて 中から綿毛のついた種子があふれ出ています
強い風が吹けば ふわふわと空中を漂う 軽い軽い種です
ガガイモの種
ガガイモの背後の林から ジュルジュルという鳴き声が聞こえてきて
心臓がバクバクと鳴り出します
今季初めてのシマエナガです
あっ あれだ
薄暗い木立の奥を 4,5羽の白い小鳥が飛んでいるのが見えます
ちょっと遠いなぁ
シマエナガが林の縁に移動してきた頃には 辺りはすっかり薄暗くなり
小雪がちらつき始めていました
シマエナガ
突然 マガンの甲高い声が聞こえ 振り返ると
沼の上空を マガンの大群が一斉に飛び立つところでした
慌ててレンズをマガンに向けて 夢中でシャッターを切ります
マガンの群れは まるで海を泳ぐ魚のように見えました
原因は おそらくオジロワシ
人騒がせなオジロワシ
これっぽっちも 悪気なんてないんでしょうけれど
田舎道を走りながら のんびりと心惹かれるものを探します
また 冬の暮らしが始まりました
おまけ
あっ シジュウカラ