『 キーン キーン キーン 』
目で文字を追ううちに 鮮やかな記憶が蘇る
ノジュールに振り下ろされるハンマーの勢いと 澄んだ音
私も見よう見まねでハンマーを振り下ろしてみたが 石はびくともしない
代わりに手と肘がジンジンと痛んだ
ゴードリセラス
伊与原 新の短編集（月まで三キロ）
「アンモナイトの探し方」を読んでいて
友人とアンモナイト探しに出かけた日のことを思い出した
じりじりと照り付ける太陽の下
だだっ広い川原を歩きながら ひたすらノジュールを探した
ノジュール
探し当てたノジュールは自力で割ることができず
結局 友だちが割って 中を調べてくれた
キーン キーン キーン
あの時のハンマーの音が 今も耳に残っている
キーン キーン キーン
化石の入った石の塊を
ノジュール というのですね
暑い日に
広い川原を歩いて探して見つけたノジュール
硬くて割ることが出来なかった
その塊を割ってくれた
友人の方は優しくて頼もしいですね
キーン キーン キーン というハンマーの音が
聞こえてくる様です
ここよこ様
「ノジュール」について説明をしている文章をいくつかコピーしてみました
「ノジュール」は、英語で nodule と表記され、小さな塊や結節を指します
この単語は医学や地質学などの専門的な分野でよく使われます
地質学では、鉱物や岩石が一部分だけ固まって形成される小さな塊を指します
これは、堆積岩中の珪酸や炭酸塩が化石や砂粒を核として、化学的な凝集を受けて形成されるものです
もう少し簡単に説明したものだと
「ノジュール」は 鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球（団塊）のことで
球の中心にアンモナイトや三葉虫などの化石が入っていることがあります
というものがありました
ノジュール全てに化石が入っているわけではありませんが
（私の見つけたノジュールのほとんどに何も入っていませんでした）
ノジュールで見つかったアンモナイトには美しいものが多いとの定評があるようです
頼もしい友人でした
懐かしい思い出の一コマです
詳しい説明をありがとうございます!
そうなんですね
ノジュールの全てに化石が入っているわけでは
無いのですね・・・
それならば尚更
塊の中に化石を見つける事が出来たら
どれたけ嬉しいことでしょう
友人の方と素敵な時間を共有されたのですね
ここよこ様
そうなんですよ
なかなか化石は見つかりません
何時間もかけて私が見つけたのは 木片の化石がひとつだけ
アンモナイトはゼロでした
というか 実は ノジュール自体を見つけるのが大変なんです
ただの丸い石なら掃いて捨てるほどあるんですけどね
ノジュールを割るハンマーの音が懐かしいです
ここよこ様
ここよこさん ごめんなさい
私 間違っていました
4年前のブログを読み返したら
私が見つけたノジュールのひとつに小さなアンモナイトが入っていました
それに化石探しに出かけたのは夏ではなくて秋でした
人の記憶っていいかげんなものですね
というか 私の記憶がポンコツということで‥大変失礼しました
最初の写真みて これをおまささんはもってるのかなあ、、と 驚いたのですが、、
結局みつけられなかったのかぁ〜
ノジュールって 旅の雑誌の名前にありますね、、
その時に 何か いみあるのかなと
調べた記憶が、、
東京駅の何番線かの近くの大理石の壁に
アンモナイトの化石がのこってるとか、、
イタリアでは （ヴェローナだったか？）
歩いてる歩道の大理石に アンモナイトが入ってるのを イタリア在住のガイドさんが
教えてくれたよ〜
あるかどうかわからない 鉱石を割るスリル、、
興奮するよね〜
子供の時に神戸の川で「水晶」 をさがしたの
思い出します〜 ワクワクするね〜
katananke05 様
このアンモナイト（ゴードリセラス） 一応 私がもっています
昔 友だちから頂きました
友人が発掘し クリーニングしたものです
記憶って曖昧ですね
今過去のブログを調べたら 友だちとアンモナイト探しをしたのは 2019年の10月でした
夏じゃなくて秋だったんですね
しかもアンモナイト 自力で見つけたノジュールの中にも入っていました
うーんと小さいものですけどね
当時 河原を歩きながら 子どものように わくわくしていたことを思い出しました
あれからもう4年以上が経ったんだと思うと感無量です