ポトン!
頭の上から木の実が落ちてきます
オニグルミです
近くでその様子を見ていたのでしょう
走り寄ったエゾリスが 落ちたオニグルミを拾い上げ
しっかりと両手でつかみ
歯を使って 器用に皮を剥ぎ取ります
時間にして わずか数秒
いや~ 匠の技です
剥ぎ取られた薄緑色の皮の下から現れた
硬い殻に覆われたオニグルミ
エゾリスはシャリシャリと音を立てながら クルミの割れ目をかじっていきます
1周したところで パックリとクルミが二つに割れ
中に入った実が見えてきます
硬い殻を自力で割るのだから大したものです
うまうま
苦労して手に入れたオニグルミの味は きっと格別なことでしょう
冬に備え 大忙しのエゾリス
食べきれないクルミは せっせと穴を掘って隠します
「実に勤勉だ」と感心しながら見ていると
せっかく埋めたクルミを掘り出しては 別の場所に埋め直しています
何でまた そんな無駄なことを?
と考えてハタと思いつきました
そうか
これ 横取りなんだ
ちょっとズルいエゾリスさん
冬支度 がんばって
素早い動きと器用な仕草のエゾリスさん!
おまさちゃんの文章を辿るとLIVE中継してもらってる気分になって、クスッと笑ってしまったよ!
アハハ、ズルいエゾリスさんの習性も可愛らしくて頼もしい!
後ろ姿も堂々としてでユーモラスね~
直ぐ近く近距離で観察出来るの羨ましいよお
北海道って いいな!
344Akemi 様
以前から 何で隠した餌をまた別の場所に埋め直すんだろうって 不思議に思っていたんだよね
人の木の実を横取りするなんて エゾリスもなかなかやるよね
でも みんなが横取りし合っているうちに どこに木の実を隠したのか こんがらがっちゃいそう
ホント 可笑しいよね
エゾリスは恵庭市内にも多いけど 季節によってはなかなか出会えない
秋の今時期は 一番確率が高いかもしれないね
エゾリスの自然な生態がみえるのは すてきだわね〜
オニグルミって 我らがたべてるのとは 違う?
自然ので小さい、、ということかな、、
人間もたべられるのかしら〜
ふゆにそなえて いっぱいお食べ〜
katananke05 様
オニグルミとクルミ(シナノグルミやカシグルミ)の違いね
一番は 殻の硬さみたい
オニグルミの殻は厚くてとにかく硬いけど クルミの殻は薄くて割りやすいらしいです
味はオニグルミのほうが風味があって濃厚なんですって
お料理にも合うみたいですよ
硬いオニグルミを歯で割るなんて エゾリスの歯ってホントすごいですよね
我が家はまるで住宅地の中ですが
ちょっと遠いスーパーに行く途中
高速道路の法があるしたに ある一軒の家、、
とても高い大木が植わっていて、、
くるみの木なんですよ〜
きっと オニグルミの類かと思うけど
そのうち切られちゃうかと ずう〜と 危惧していて、、
私もなんでくるみの木と知ったのかそれも不明だけど 40年以上前でも すでに大木だったけど 眺めてるのよ〜
なったくるみ 利用しているのかしら、、
katananke05 様
時々出会いますよね
存在感のある魅力的な庭木に
自分の庭じゃないけど 眺めるのが楽しみで
そういう木が突然なくなっていたりすると がっかりしちゃう
古い大きなクルミの木
これからも長く楽しませてくれるといいですね
エゾリスが埋めたオニグルミを
みんなで横取りし合うのも
面白いし
誰にも食べられなかった
オニグルミが芽を出すのも
オニグルミの生き延びる
知恵みたいなものがあるのでしょうね
オニグルミとエゾリスがお互いに必要な
存在なことに自然の偉大な仕組みが
感じられます
冬支度 頑張って欲しいですね!
ここよこ様
みんな必死なんだろうけど やっぱり笑っちゃう
食べ残したドングリの実が芽吹くのは有名な話ですが オニグルミもやはり同じような経過をたどるようです
これを調査したものがネット上にあって とても面白かったので ご紹介しますね
ひと秋に156個のクルミが運ばれ そのうち42パーセントはすぐにリスに食べられ 58パーセントが貯食された
そして貯食されたうちリスがあとで食べたのは39パーセント
12パーセントはアカネズミに盗まれてしまった
結局発芽の機会を得たのは 樹上から落ちた8個と地面に置かれたまま忘れられた3個の計11個の7%だった
およそ4割をすぐ食べて 残り6割が貯蔵 うち4割が後にリスに食べられ ネズミに盗まれたのが1割強
発芽のチャンスは1割弱(7%)
面白いですよね
詳しく教えて下さって
ありがとうございます!
発芽のチャンスがたったの7%とは!
でもきっと
それぞれの割合が
丁度良い加減なのでしょうね~
ここよこ様
紹介したデータが全てとは言えないけど 目安になるかもしれません
ネズミの横取りは想像外で なるほどなぁ~と感心してしまいました
持ちつ持たれつの関係 よくできていますよね