動物

訪問者 濡れ縁の君

 

朝食の準備中 なにかが動く気配を感じて 外を見ると

塀の上に猫がいました

ちょこんと行儀よく座り こちらを見ています

「さわら 猫ちゃんがいるよ」

 

カメラを手に戻ったときには もう塀の上に猫の姿はありませんでした

どこかに行っちゃったか

と 次の瞬間 ガラス越しの猫に気づいてびっくり

その距離 50cm

おまえ こんな所にいたの?

可笑しくなって 吹き出してしまいました

ずいぶん大胆だね おまえは

 

 

ころころと太った猫は 濡れ縁の上に寝転び

ごろん ごろん ごろん

リラックス リラックス

 

一方さわらは かなり緊張している様子で

 

じわじわと近づいてはみるものの

 

しっぽが ボワッ

 

訪問者X 君の名前は知らないけれど

肝っ玉のすわった なかなかのやり手だということはよくわかったよ

気が向いたら また遊びにおいで

 

あの日 さわらは長い間 あそこから動けなかったんだよ

 

きょうは晴天に恵まれ 気温も18℃まで上がりました

さわらも濡れ縁で日向ぼっこ

いつも以上に背中をこすりつけていたのは

「濡れ縁の君」のせいだったのかもしれません

 

 

 

POSTED COMMENT

  1. katananke05 より:

    この根性ある目つきは 雄猫? かな、、
    でも 寄って来てるのは 雌猫?
    首輪がないけど コロコロしてるから飼い猫なのでしょうか、、

    我が家 時々訪問の野良のニャンは メスだったから
    うちの’まあ’と 仲良しになり 良きガールフレンドだったよ〜
    「ちょし」と名ずけて 「ちょしちゃん 来たよ」というと
    ふいと外を見て 出かけたい、、とガラス戸に歩み寄り、、
    3年目の冬の前に だいぶ慣れたから 家に入れて飼ってやろうと思ったら バタッと来なくなった、、きっと交通事故にあったのね、、

    • omasa より:

      katananke05 様

      飼い猫です
      しかもかなりのブルジョアです(笑)
      高齢の雄猫で どこの家の子かもわかっていますが 名前は知りません
      少しずつ距離が縮まっているみたいなので そのうち友だちになれるとうれしいんですけどね
      ちょしちゃん と まぁちゃんみたいに

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