いやー 降りました 降りました
昨日まで50cm ほどだった雪が 一気に68cm に
先ほどようやく雪かきが終わりました
さて 今日のブログは遠征3日目
お話は 羅臼から再び別海町に向かうところから始まります
前日の晴天から一転 この日は朝から吹雪の悪天候でした
なにもかもが灰色
モノクロの世界です
港から見えるワシの姿もまばらで 早々に場所を移動することにしました
羅臼港
羅臼港
目的地は再び別海町(尾岱沼・走古丹・風連湖・野付半島)
下の写真は尾岱沼(おだいとう)漁港です
港は 羅臼港とは対照的に
ほとんどがカチンコチンに凍りついていました
尾岱沼漁港
氷の海に水鳥が見えます
どうやら ウミアイサとホオジロガモのようです
氷に閉じ込められたんでしょうか
弱っているのでしょうか
ホオジロガモはほとんど動きません
身体にはうっすらと雪が積もっています
ゴアー ゴアー ゴアー
ウミアイサが大きな声で鳴きながら
ホオジロガモの周りを 何度も何度も行ったり来たり
ゴアー ゴアー ゴアー
切ない 切ない
雪は降りやみません
薄暗い灰色の道を走古丹に向かって走ります
オジロワシ
風連湖は すっかり凍りついていました
遠くに見える2個のゴマ粒は オオワシです
周辺にワシの姿はほとんど見当たらないのは
きっと湖が凍ってしまったせいなんでしょうね
残念‥
そうこうしているうちに 突然動かなくなったカメラ
あれ 電源が入らない
ウソでしょ?
バッテリーがなくなってる!
蓋が開いてるー!
これにはびっくり
自分の動いたあとを逆戻り
雪の上に落ちた白いバッテリーを 必死に探すことおよそ10分
バッテリーは雪の上に 行儀よく立っていました
風連湖をあとにする頃は 雪の降り方が弱くなり
オオワシ (走古丹)
茨散 (ばらさん/R244沿い)で
オジロワシのつがい見つけたときには 雪はほとんどやんでいました
カッ カッ カッ カッ
オジロワシ(メス)
カッ カッ カッ カッ
鳴き交わすオジロのつがい
いいねー
オジロワシ(オス)
こちらもオジロワシのつがい (R244沿い)
尾岱沼 走古丹 風連湖とまわり Uターン
再び野付半島に向かいます
長くなりそうなので 続きは次回に
今日も最後までお付き合いくだり ありがとうございました
おまけ
ぺろぺろ
バッテリー 自然に落ちたのですか?
みつかってよかったけど バッテリーを写した写真は 別のカメラで
とったのかしら、、凄い寒さの中 シャッターよく押せますね〜
寒いところの鳥たちは 寒い方が 平気なのかしらね、、
どのくらいまで 耐えられるのかしらね、、
katananke05 様
そうなんですよ
音もなくポトリと‥
蓋の一部が破損してるから もしかしたら しまりが悪かったのかもしれません
バッテリーを写したカメラは別のカメラですよ
写真を撮るときは 同時にカメラを2つ持っていることが多いんです
ひとつには遠くを撮る超望遠レンズをつけ
もうひとつには景色用の標準レンズをつけています
だから 重いのなんの‥
北海道に来る冬鳥の多くは 夏をシベリアで繁殖をし
冬は暖かな(餌をとりやすい)北海道にやって来ます
そう 北海道はシベリアから見れば暖かいのです
寒さに強い鳥にも 耐えうる限界がある
ということなんでしょうね
何度くらいまで耐えられるのかは分かりませんけど