動物

独り言

空が黒い雲で覆われたと思ったら
突然 稲光が空を引き裂き、バリバリという恐ろしい音が響き渡る。
さわらはどうしているかと気になって様子を見に行くと
ベッドの上に座って、ジッとこちらを見ている。
抱き上げるとおとなしく体を寄せてきた。
大丈夫。怖くないよ。
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時々 さわらが猫だということを忘れそうになる。
部屋から出る時、さわらは必ず鏡越しにこちらを見る。
鏡の中で目と目が合う。
お腹が空いたと、眠っている私を起こすことがある。
まだ4時半。
部屋の外に締め出して、またベッドにもぐりこむ。
締め出されたさわらは しばらくは大人しくしているが、
30分も経たないうちに、鳴きながらドアをカリカリとひっかく。
根負けしてドアを開けると、
飛んで来たさわらに足を噛まれる。
いつもはちっとも痛くないのに、そういうときはちょっと痛い。
あ~、怒っているんだなぁ。と思って可笑しくなる。
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獣医師の資格を持っている義父は、
犬や猫には快不快の感情しかないとよく言っていた。
複雑な感情があるように見えるのは、
人間が自分の感情を投影しているだけだとも言っていた。
確かにそういう場面もあるのだろうけれど、
全てが快不快だけで片付くとは私には到底思えない。
やんわりと反論したが、一笑に付された。
義父ももう、80の半ばを過ぎた。
時代とともに常識も変わる。
お義父さん、こんなところで再び反論。
ごめんなさい。
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POSTED COMMENT

  1. ZUM より:

    おまさ様
    早朝の雷と雨、長沼でもすごくて…..
    半分眠りながらも不安を覚えました。 
    犬、猫に快、不快しかないなんてありえません!
    依然飼っていた犬も猫も言葉は話せなくとも
    相当な理解を示しましたし、犬語、猫語で話しましたよ!
    母の介護中は犬が高熱を出し倒れるまで寝ずの番をして、
    起き上がろうとする母の動きを吠えて知らせてくれました。
    倒れてからは母の腕に自分の手を重ね寝るようになりました。
    人間の感情投影とは私には思えません。
    つい、犬猫の事になるとむきになってしまいました。
    すみません! ZUM

  2. カタナンケ より:

    犬は5〜6歳の 猫は 2〜3歳の頭脳がある、、と
    聞いたことありますが 彼ら自身の 感情はあると
    わたしも 思いますよ、、
    大きな声で我らが言い合いをしていると
    間に入って 「にゃあ にゃあ〜」と
    あたかもやめてやめて、、と 鳴きましたし
    ひそひそ ’まあ’のことを話していると
    お尻を向けて 寝ているのに
    しっぽだけが ぱたぱたゆれて ’きいてるよ’と
    意思表示したり、、
    言葉も話しましたものね、、
    (ごうぁ〜〜ん と     んが!  これはありがとう〜)
    さわらちゃん、、「寝る子= ねこ」に なったねえ〜

  3. おまさ より:

    ZUM様
    台風の影響ですね。
    雨や雷もそうですが、南からの湿った空気で蒸し暑く、
    扇風機を片付けたことをちょっぴり後悔しています。
    雨の後は、ぐっと寒くなりそうですけどね。
    犬や猫、それに鳥もそうですが、
    付き合いが深くなるほど、優れた生きものだと感心することが多いです。
    愛おしいですよね。

  4. おまさ より:

    カタナンケ様
    飼っていたワンコは、家族みんなで散歩するとき
    誰かが遅れると立ち止まって待っていてくれました。
    人より優れているんじゃないかと思うことがありました。
    動物はいいですね。
    さわらもお姉ちゃんになって、寝る時間が増えました。
    でも何故かPCを触っていると、遊ぼうと私にちょっかいを出してきます。
    何でだぁ?‥あっ、こら、さわら。

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