ときどき、「どうして鳥の写真を撮るようになったのか」聞かれることがあります。
正直、それに対する明確な答えを 自分でも持っていません。
ウソ（メス）
ウソ（オス）
夫が急逝してからの1年間、私は抜け殻のようでした。
笑っていても心から楽しいと感じることができず、
元気なふりをしながら 長いうつろな時間に向き合っていました。
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのは、娘でした。
ガーデニングのサイトを作ろう！
まだ そんな気持ちになれない と渋る私のお尻を叩いて、
サイト作りは進んでいきました。
作業を進めるうち、苦しくて悲しくてたまらない毎日に小さな希望が生まれました。
夫が撮った写真の1枚１枚に、まるで命が宿っていくようでした。
サイトは、夫が生きた証に思えました。
アネモネ シルベストリス（撮影ヒゲ君）
連日 電話とPCで娘とのやりとりが続き、サイト作りは着々と進んでいきました。
そのうち足りない写真を撮るために、自分でもカメラを持つようになりました。
不思議なことに写真を撮るときは何もかも忘れ 夢中になれました。
夏が過ぎ秋になって、やがて冬がやってきました。
撮る花がなくなって、私は外に出て自然を撮るようになりました。
大自然は黙って私の悲しみを受け入れてくれました。
毎日毎日 外に出ました。
山を見、空を見、川を見、鳥を見ました。
そこに居る間は、気持ちが少し楽になるように思えました。
いつの間にか鳥見は、私の生活の一部になっていました。
そして涙は、気付かないうちに すっかり乾いていました。
オジロワシ（漁川）
クマゲラ（オス）
今さらながら、支え続けてくれた娘に 感謝の思いでいっぱいです。
それからサイトを応援してくださる皆様や
鳥見に協力してくださる写真仲間にも‥。
心から、ありがとう‥です！
なににしろ 打ち込める物をみつけるのは なかなか難しいけど ひげさんが カメラがお好きだったのだから
これは 必然的状況だったのですよ〜
そのうち ひげさんの 撮った写真をながめながら
「ふむ、、わたしなら こういうアングルでなく、、」とか
もひとつ 高見にいってる おまささんに なるかもってね、、あはっ
くまげらさんの お目目は 貝ぼたんで できているのかしらん〜
鳥見は、ご主人からのプレゼントだったんですね。
どこからかずっと見守ってくれていますよね、きっと。
亡くなっても強くて太い絆で結ばれているようで、ちょっと羨ましいです。
カタナンケ様
お返事が遅くなってすみませんでした。
必然だったのでしょうか。
そうかもしれませんね。
いいものを残してくれたと感謝しなっくちゃ‥ですね。
クマゲラさんの目、作り物のようでしょ。
黒いボディーに丸い目がトレードマークです。＾＾
rie 様
夫からのプレゼント‥。
そんなふうに考えたことはありませんでした。
でも、ホントそうですね。
贈り物を大切に、さぁ～今日もがんばるぞ～！
おまささんのファンのひとりです。パソコンをひらいたらまずあなたの
ヴログをみせていただきます。 あなたが幸せなら読んでる私もうれしいです。ご主人様をなくされた喪失感が痛いほどわかります
わたくしは幸いなことにまだ二人そろっているのをありがたくおもいます。 コメントなどしたことはありませんが、全国には物言わぬファンが
いっぱいいるとおもいます。花好きのわたしたち。
でもあなたのお庭のすばらしさ 何時もかんしんいたします。
文章もろくすっぽに打てないわたしですが、いつもいつも応援しています。
宿根フロックス様
コメントをありがとうございました。
読んでいて、目頭が熱くなりました。
私は幸せ者ですね。
宿根フロックスがお好きなのですか？
花の少なくなる夏に咲く、宿根フロックス。
可憐な小花が美しい、素敵な宿根草ですよね。
私もこの花が大好きです。
どうぞご主人様とご一緒に、花のある生活を楽しんでください。
いつまでも、いつまでも‥。