動物

霧とキタキツネ

 

 

 

9月も終盤に入り 冷え込む朝が増えてきました

 

写真を撮ったこの日は 5℃まで気温が下がり 霧が発生

朝霧の立ち込める風景は幻想的で まるで夢の中に居るようです

 

霧の中に 1匹のキタキツネを見つけました

 

路肩に停めた私の車が気になるようで

しばらく立ち止まって こちらを見ていましたが

 

何を思ったか ゆっくりと近づいてきます

 

 

再び立ち止まった後

 

ちょこんと お座り

 

ダメだよ

人間に近づいちゃ

 

私からは 何も貰えないと分かったからでしょうか

ゆっくりと立ち上がり 元居た方向へ歩き出したキタキツネ

 

途中 立ち止まったり 振り返ったりを繰り返していたのは

 

以前人から餌を貰った美味しさが 忘れられないのかもしれません

 

罪なことをするよね

人間って

 

霧が濃いから

車に気をつけるんだよ

人にもね

 

 

POSTED COMMENT

  1. 344Akemi より:

    朝霧の風景が墨絵のような幻想的な世界で引き込まれる美しさ!
    近付いてきたキタキツネ、そうして立ち去った姿に、人間が身勝手にエサを与えたり、お弁当の残りのあるゴミなどを もしも道端にポイ捨てでもしたなら、困った事になるんだな、って痛感させられる。
    交通事故にも遭わないように、無事に生き抜いて欲しいね

    • omasa より:

      344Akemi 様

      責任のとれない優しさは 本当の優しさじゃないよね
      残酷なようかもしれないけど 自然界に生きる野生動物に人は手を出しちゃいけない
      もちろん 例外もあるよ
      絶滅しかかっていたタンチョウを守ったのは 人間の功績だと思うし
      住宅地にやって来る小鳥たちの餌やりなんかは もはやそれ自体が 自然(に組み込まれた環境)の一部だと思ってる
      でも キツネに餌付けとかは止めて欲しい
      車を走らせていて 多く目にする死体は キツネと猫 それにカラスなんだよね
       

  2. katananke05 より:

    ワタシもスキーで行った北海道で
    途中の歩道横 積み上げられた雪の横に
    キタキツネがじっと座っていて、、
    きっと餌をやる車がいるんだろうなあ、、と
    思っていたけど 何十年も前で
    あまり自然界にたいする ルールなども浸透してなかったから
    「ごめんね おばさん 何も上げるもの持ってないのよ、、」 などと呟き 通り過ぎたけどね、、
    数年前に滋賀県伊屋の 湾クルーズで 寄ってくるカモメにやる 売ってる餌が 
    「かっぱえびせん」の小袋、、をみた時には 観光協会に文句言おうかと、、添加物いろいろ入ってるのにね〜 
    いま どうなってるかしら〜

    • omasa より:

      katananke05 様

      私がカメラを触り始めた頃は ウトナイ湖(道の駅側の湖畔)でも白鳥にやる餌(コーン)を売っていましたが
      (と言ってもウトナイ湖公認というわけではなく 個人での販売だったようです)
      今から10年くらい前ですかね 市の働きかけで販売禁止になりました
      同時に野鳥への餌やり禁止のポスターが貼られ
      「死んだ白鳥の喉にパンくずが詰まっていた」という新聞記事も数年にわたり紹介されていました
      餌の内容もそうですが そもそも野生動物を餌付けすること自体に問題があると 私は思っています
      ( 冬場 住宅地での野鳥への餌やりを除いて )
      責任のない その場しのぎの優しさは 巡り巡って野生動物や人を危険にさらすことにもつながります
      野生動物は遠くからそっと見守るというのが 大原則なんでしょうね

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