5月を迎えた恵庭公園は、エゾエンゴサクやニリンソウでいっぱいになります。
青いエゾエンゴサクと白いニリンソウ。
まるで青と白の絨毯のようです。
時々見かける赤味の強いエゾエンゴサクが、この静かな色調にほんのりとした彩りを加えていました。
オオバナノエンレイソウも、ニリンソウに混じって純白の花を咲かせています。
でも、白いエゾエンゴサク(左の写真)を見たのは初めて!
野鳥でも白いスズメとか白いマガンとかいて結構人気があるらしいけれど(アルビノ)、これもどうやら突然変異で色素が抜けてしまった白化個体のようです。
光合成色素を合成できないので、種の栄養を使いきった時点で枯死してしまうとか‥。
綺麗に咲くエゾエンゴサク、精一杯この春を愉しんで!
※追加
植物のアルビノは葉緑素が合成できずに光合成組織が白化した個体で、多くは種子の養分を使い果たした時点で枯れてしまいます。
白花のエゾエンゴサクはこれとは違い、色素に関わる遺伝子の異常によって花弁に色がつかず白くなったもので、白化変種に属します。(Wikipedia 参考)
つまりこの白い花のエンゴサクは、種の養分を使いきっても枯れることなく生きることができるということ‥。
よく見れば、花色は白でも葉は緑だものね。
慣習的にこの類(白華変種)のものをアルビノと呼ぶこともあるらしく、アホな私は勘違いしてしまいました。
お騒がせして申し訳ありませんでした~。
大型連休も終わった今になって、ようやくここ恵庭でも桜が満開になりました。
鳥は歌い、花は咲き乱れ‥
まさに春爛漫です。
さあ、今日も早寝して、早朝のイカルのさえずりを聞きに行こうかな‥。