ほとんど車の行き来のない道。
真っ直ぐに伸びる道の両脇には落葉樹を中心とした木々が並んでいます。
樹高が低いせいか、林の中に伸びる道は意外なほど明るく見通しが利きます。
林縁からハイタカらしき猛禽が飛び立ちました。
ヒヨドリが甲高い声で鳴きながら飛んで行きます。
遙か先の道沿いの木の枝に大きな鳥がとまっているのが見えます。
オジロワシです。
前の道を1頭のエゾシカが横断して行きました。
一呼吸置いて2頭の小鹿が後に続きます。
林の中に隠れた3頭は、振り返ってこちらを見ています。
濡れた黒い瞳で真っ直ぐに。
エゾシカはニホンジカのうち北海道だけに生息しているもので、
ニホンジカよりも体が大きくオスの角も立派(三又四尖)なのだそうです。
増えすぎたせいで すっかり嫌われ者になってしまったエゾシカ。
近年の農林業被害や森林生態系への影響は深刻で、
去年1年間に駆除(狩猟を含む)された数は14万頭を上回るそうです。
明治時代の乱獲と大雪で 一時は絶滅が危ぶまれました。
道は、人と共存し生態系を守る道を模索しながら個体数の調整に取り組んでいるとか。
寄り添う小鹿とお母さん鹿の瞳を見ながら、
胸がチクリと痛くなりました。
うちね、山の上なの(演習林の側)
鹿がしょっちゅうくるのよ^^
お母さん鹿から離れちゃったのかなー・・・
去年夏ごろから1頭だけ草を食べにきたりと・・・
球根もね(笑)
冬はね5頭6頭グループで見ることあるんだよー^^
庭に足あともしょっちゅう^^
あの小鹿・・・
お母さん殺されちゃったのかなー・・・人間に・・・って思うと
胸が痛む・・・
ごめんね
人間だけの地球じゃないのにね・・・
私も胸が痛む・・・
めっち様
「ごめんね。人間だけの地球じゃないのに。」
同感です。
謝ることが多くて時々辛くなります。
エゾシカは今の時期、オスの群れとメスとバンビの群れに別れるんだそうです。
5頭、6頭の群れとなるとオスの群れなのかもしれませんね。
球根を食べられても優しいめっちさん。
尊敬します。
地球温暖化の影響で いままでは 寒さで
自然淘汰されていた 動物達も 生き残り
それらが 人間の生活にも大きな被害を
与えるようになったようです、、
まずは 温暖化をどうにかくいとめないとね、、
私も短絡的なかんがえで 原子力発電を
絶対反対、、とおもっていたけど
火力や水力発電は 温暖化を 増進させるようで
ちょっと かんがえなおさないと、、と
いま あらためて 思っています〜
カタナンケ様
エゾシカの場合は温暖化の他にも、保護活動や天敵の消滅、生息環境の変化が
増加の大きな要因になったみたい。
生息環境の変化って何だろうと、ちょっとだけ調べてみました。
簡単にまとめると‥
「人が広大な天然林を伐採して人工林につくり返えた。
新しい造成地は十分に日が当たるので、草や低木の茂るシカにとって快適な餌場となった。
シカにとって快適な環境は20年間に渡って続き、シカは生息数をどんどん増やした。
やがて人工林が成長して日が当たらなくなり餌がなくなると、シカは餌を求めて人里近くやわずかに残った天然林に姿を現すようになった。」
こんな感じ。
これって結局、人のせいってことですよね。
原子力発電‥。う~ん、そうですね。
東日本大震災が起きて安全神話はもろくも崩れ去りましたよね。
一度事故が起きてしまえば、長い年月に渡って広範囲で悪影響が続くし、
作り出される放射線廃棄物の処理方法さえ確立されていない。
そう思うと、やはり原発に代わるクリーンで安全なエネルギーエネルギー源探しに
真剣に、早急に取り組むべきなのではないかなぁ‥。
と個人的には考えています。
私にできることは節電。
湯たんぽは思った以上に快適です。えへへ。