家族・友人

手袋

年が明けてから 暖かな日が続いています
陽射しこそ少ないものの 雪はちらつく程度
雪かきや厳しい寒さから解放されて なんだか物足りないくらいです
なーんてことを言って 後でとんでもないことになっても困るから
やっぱり前言取り消します(笑)
恵庭の現在の積雪深は 約20cm
例年より少ない気もしますが 本当のところはどうなんでしょうね
PC310087.JPG
写真は去年の暮れに撮ったもの
この日は-10℃以下まで気温が下がり なにもかもが凍りついていました
寒かったけど きれいでしたよ
PC310142-001.JPG
川霧の中のマガモとオナガガモ
PC310059.JPG
昔 まだ夫が元気だった頃
初日の出の写真を撮りたいというので
一緒に出かけたことがあります
本音を言うと 北国の冬の早朝
撮影に付き合うのは気が重かったのですが
(この頃 私は写真にまったく興味がありませんでした)
嬉しそうに「一緒に行こうと」誘われると
断ることもできず 仕方なくの同行でした
キーンと冷えた極寒の日の出前
余りの寒さに音を上げ 早々に車に逃げ込む私に対し
なかなか現れない太陽を ひたすら外で待つ夫
カメラを握っている夫の手は素手でした
凍えるような夫の手
カチン コチン カチン コチン
あのとき どうして夫は素手だったのか
どうして私は 夫に手袋をはめるように勧めなかったのか
冷たい冷たい夫の手
忘れることができません
おまけ
PC286370.JPG
ガシッ!

POSTED COMMENT

  1. ここよこ より:

    雪が少なくて、寒さが厳しくないと、
    楽なんだけど、少し物足りない様に思ってしまう気持ち
    わかります。そして慌てて、取り消す気持ちも。(笑)
    優しいおまささんは、
    ご主人の冷たかった手の事を、今も
    申し訳なく思っているのですね・・・。
    冷たい静かな朝の空気。
    お二人の白い息。
    朝日を一緒に待っている
    大切な時間ですね。

  2. katananke05 より:

    激しい寒さのなかで 初日の出の 瞬間をまつ
    ひげさんの 真剣なまなざしが 想像できるような
    一場面です〜
    きっと カメラをもつ手は いつでも シャッターが切れるように
    手袋をしていたのでは 駄目なのだったのかもだけど
    まだ 写真を 趣味にしていなかった おまささんには
    理解できなくて 、、
    でも仕方なかったことだと 思いますよ〜
    ご自分を責めないで、、ね
    夢の中で 彼の手を おまささんの手で 包んで
    ふう〜と 暖かい息をふきかけてあげて〜
    そうだ、、 さわらちゃんの 「猫の手」も 添えてね〜 (^^)

  3. おまさ より:

    ここよこ様
    ブログを書いてしばらくしてから雪が降り出し
    積雪が20cmほど増えました
    今朝の最低気温は-10℃以下 
    前言取り消し できなかったみたいです(笑)
    薄暗い夜明け前 凍えるような冷気の中でひたすら日の出を待ったこと
    カメラを持つ夫の手が素手であったこと
    きっと私が写真を撮るようになったから 尚更思い出してしまうんでしょうね
    一緒に写真 撮りたかったなぁ

  4. おまさ より:

    katananke05 様
    夫は手先がとても器用で 真面目で 誠実で 努力家で 物知りで
    でも生き方はかなり不器用でした
    極寒の北国の冬 素手で写真を撮っている人を見たことがありません
    細かい設定をするときは別にして シャッターを切るだけなら
    手袋をつけていても 普通は問題ないんです
    (手袋の種類にもよるでしょうけれど)
    むしろ手袋なしでは手の感覚がすぐに麻痺して
    シャッターを切ることさえおぼつかなくなってしまう
    あのときの素手は不器用な夫の象徴のようで 切なくなってしまうんです
    あのときに戻って 夫の手を温めてあげたい
    素手の手を思い出す度 そう思います

  5. ここよこ より:

    きっと、おまささんが写真を撮るときは、
    ご主人様も、一緒に撮っている気がします。
    そして、腕を上げたな❗️とか、思って
    微笑んでいらっしゃるのではないかと・・・。
    一瞬で、過去の時間や場所、五感で感じたことを
    今、感じられる・・・
    切ない気持ちと、あい があふれている思いを
    感じました。

  6. ソフィー より:

    胸がきゅんとなるお話・・・・
    ご主人  手袋なくても  おまささんがそばにいるから 寒くなかったんだと思うなあ
    写真を撮り終わって 車の中にもどってくれば
    おまささんが いたのだから
    今でも 寒くないの?冷たくないの?と心配するおまささんの気持ち
    届いていると思います

  7. おまさ より:

    ここよこ様
    時々想像してみるんです
    夫と一緒に野鳥を探して 談笑しながら写真を撮って
    分らないことをいろいろ教えて貰って
    でもそれは無理だから せめて 今一緒にいるんだと
    姿は見えないけれど そばに居るんだと思い込もうとするんだけれど
    そうすると もっと寂しくなっちゃう
    弱っちいんです 私
    強くなりたいなぁ と思います
    私なんかより大変な思いをしている方 いっぱいいるのにね

  8. おまさ より:

    ソフィー様
    ありがとうございます
    今頃になってなんですけれど 自分の足りなさが思い出されて
    私 あまりいい奥さんじゃなかったなぁ って思ったりしてね
    それでも夫はよく笑ってくれて
    それがうれしくて 私もふざけて
    時々さわらの前で おかしなダンスを披露してみるんだけど
    耳がね 後ろに倒れて むちゃくちゃ緊張してるんですよ
    「さわらー ここ笑うとこだよ」って言いながら
    ちょっぴり可笑しくて ちょっぴり切なくて
    まぁ 今年もさわらと元気にやっていきますよ
    せっかくの命 無駄にしたら夫に申しわけないですものね

  9. katananke05 より:

    皆様の コメント 涙があふれますね、、
    神様は そうそう 意地悪でも不公平でもない、、と言いたい私ですが
    ときどき なぜに、、と 責めたくなりますよ〜
    わたしも テレビの歌にのって、、 主にディスコ、、
    踊りだしたりすると
    うちの ’まあ’が ギョッという顔で  目をまんまるにして
    見つめていたのを 思い出します〜
    まるで 「ご主人様 だいじょうぶかあ〜」という 表情でね〜
    さわらちゃん おまささん大丈夫だよ、、 心配ないない〜  (^^)/

  10. おまさ より:

    katananke05 様
    そうですか カタナンケさんも ‘まあちゃん’ の前でダンスをね(笑)
    一緒だ なんだかうれしい ^^
    でも猫にとったら やっぱりギョッ ですよね(笑)
    大変だ!ママが変になっちゃったぁ! って
    ぽんずは私のダンスが嫌いじゃないみたいから
    さわらじゃなくて ぽんずに披露することにします
    次に会えるときまでに練習を積んでおかなきゃ
    コメントをありがとう~

  11. katananke05 より:

    それから、、書き忘れたので もう いいか、、とおもったけど
    あまりの シンクロだから やっぱり 書いときます〜
    この おまささんの記事6日の土曜日に 書かれてるでしょ〜
    土曜日に 夫とわたし 東京 深川の7福神に でかけたけど
    駅の改札で おっとは パスを取り出すのに
    手袋をかたほう 落としてしまったらしく、、
    安い手袋だから まあ良いんだけど、、
    帰ってきて おまささんのブログみたら
    「手袋」でしょ、、
    びっくりだったけど 私がコメいれながら思わず
    ウルウルして 夫の手袋のこと書くのをの忘れたんじゃわん〜
    でも、、不思議でしょ、、
    たまたま 「手袋」なんてね、、

  12. おまさ より:

    katananke05 様
    そうでしたか
    土曜日に 片方の手袋を落とされましたか
    偶然とはいえ 不思議なものを感じますね
    無くした手袋 もう見つからないかしら
    片方の手袋 寂しいかもしれないね
    いつもコメントをありがとう~!

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