花咲かおまさ

北海道のガーデニングブログです。雪国でイングリッシュガーデンを楽しんでいます。

草花

スプリング・エフェメラル

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もうすぐ、エゾエンゴサクの咲く時期がやってきます。
エゾエンゴサクはケマンソウ科の多年草で、
北海道から東北にかけての寒冷地のみに自生します。
多くは、落葉樹の林床に群生します。
でも、人目に触れるのは春のわずかな間だけ。
木々の葉が茂り日が当たらなくなってくると
地上部は枯れて すっかり消えてなくなります。
でも決して株自体が枯死したわけではなく、
地下茎として夏と冬を過ごし、早春にまたあの美しい花を咲かせるのです。
ニリンソウやカタクリなどもこのスタイルで、
こういう草花の総称を「スプリング・エフェメラル」(Spring ephemeral)と呼ぶのだそうです。
ephemeral は「つかのまの、はかない、短命の」という意味。
なるほどな‥と思います。
もう10年近く前になるでしょうか。
初めて群生するエゾエンゴサクを見たときの驚きを、今も忘れることができません。
一面の青い絨毯は、息を呑むような美しさでした。
ニリンソウとエゾエンゴサク ( 2011/5/11 )
P5077176.JPG
(2006/5/10・撮影夫)
141637(1).JPG
野山で見るエゾエンゴサクの美しさは格別です。
でもそれを自分の庭に植えたい、とはあまり思いません。
風景を眺めている間は、全てが自分のもの。
それだけで十分です。
下の写真は我が家の庭のエゾエンゴサク(蕾)です。
えっ?話が違う?
自宅庭 (2013/4/26 )
P4261040.JPG
実はこのエンゴサク、山野草好きの知人からの頂きものなんです。
1株だけですが、今年で3年目になります。
大好きな花なので大切に育てていますが、我が家の庭ではなんとなく浮いている感じ。
私の植栽のマズさのせいですね。
ニリンソウの近くに移植しちゃおうかな。
いや待てよ。
エゾエンゴサクが消えたら大変だから、ニリンソウをこっちに移植しようか。
野山にひっそりと咲く花は、
やはり野山にあるのが一番なのかもしれません。

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