動物

翡翠(カワセミ)

渓流の宝石と呼ばれるカワセミ。
美しく輝く青い羽は、
光の反射と屈折によって作り出されるものだとか。
P8100155.JPG
では元々の羽はどういう色をしているのか。
気になりますよね。
で、ちょっと調べてみたら
胸や腹は赤橙色のまま。
背中や翼は やっぱり青っぽい色をしているのだそうです。
この青っぽい羽が、羽毛にある微細構造と光の加減で
鮮やかな青、水色、青緑、黒味がかった青と様々な羽色に変化して見えるとのこと。
なるほどね。
薄曇りの公園で、2年ぶりにカワセミ(幼鳥)に会いました。
久々の出会いに もう心臓がバクバクです。
持っていたのは短いレンズ(200mm)でしたが、そこは警戒心の薄い幼鳥。
ゆっくり近づけばなんとかなるかもしれないと、いちかばちか接近戦を試みることにしました。
驚かせないように少しずつ、そっと、そ~っとにじり寄ります。
そう、そう。いい子だ。
P8100301-001.JPG8m、7m、6m。
カワセミの子は逃げませんでした。
何枚か写真を撮った後、ゆっくりとカメラを石の上に置きました。
気持ちのいい風が通り抜けていきます。
P8100293-001.JPG
カワセミの子が、静かに池を見つめています。
池の縁の石に並んで座る、カワセミと私。
それは夢のような時間でした。
おまけ
P8100352.JPG
あたしも見たかったな‥。

POSTED COMMENT

  1. みゃおまま より:

    カワセミと並んで座る・・・なんて貴重な時間。
    私もやってみたい。
    私の従兄弟が大きなレンズを抱え、毎日カワセミの追っかけをしています。
    カワセミの魅力にとりつかれてしまい、一時は日課のランニングをやめてしまう程・・・
    カメラの腕がおまささんほどではないので、ピンボケの時も多いようですが・・
    私の家のすぐそばで見ることが出来るらしいのですが
    チラッとも見たことはありません。
    そう簡単に見られる訳はないと思いつつも
    みてみたいな~と思うこのごろ・・・

  2. おまさ より:

    みゃおまま様
    カワセミと並んで座れるなんて 思ってもいませんでした。
    自分も自然の一部になったような最高の気分。
    カメラを持っていると なかなかそういう気持ちになれません。
    美しい写真を撮りたい。決定的な瞬間を捉えたい。
    いつもちょっぴり緊張しています。
    たまにはカメラなしでというのもいいな。
    そんなふうに思えた1日でした。
    みゃおままさんがカワセミに出会えますように!

  3. カタナンケ より:

    かわせみ 追っかけファンは 大勢いますね〜
    やはり カメラマンを 魅了する 美しい鳥
    なんですね、、
    幼鳥はそれらしく つぶらな瞳で
    ずんぐりと 容姿もかわいらしい〜

  4. バリー より:

    ホントに宝石そのものですね。とても美しい…。
    自然が創り出したもの、感動します。
    おまささんのドキドキが伝わってきます。大慌ててカメラをかまえ、
    でも息を殺しそーっと近づいて。
    素敵な写真ありがとうございます^ ^

  5. おまさ より:

    カタナンケ様
    美しい鳥ですよ~。
    しかも狩りの腕がまたすごい。
    ちなみにカワセミの英名は “ common kingfisher ”
    矢のように水中にダイブするカワセミ、素敵ですよ~。
    幼鳥は成鳥に比べて色がくすんでいるんです。
    それでもきれいですよね。

  6. おまさ より:

    バリー様
    親はもっときれいなんだけれど、なかなか近寄れません。
    でも子どもだってなかなかなものでしょ。
    この日は幼鳥を2羽見ました。
    とても素敵な時間でした。

  7. ソフィー より:

    わ~~すごいな~~
    かわせみってきれいな鳥ですね
    私もカメラでいろいろ撮影しますが
    鳥の姿をねらったことはありません
    真剣になって写真をとっているとき
    息するものわすれてしまいそうになるけれど・・・
    ひょっとして鳥を撮影するときは息しちゃいけないんじゃないのかしら??と想像して拝見しておりました・・・
    手の平ですっぽりと包み込めそうな姿だけど
    大自然を相手に戦っているようなきりりとしたりりしい姿です!

  8. おまさ より:

    ソフィー様
    もしかしたら息を止めているかもしれませんね。(笑)
    今朝もカワセミを見てきました。
    水中に飛び込んでは、木屑や枯葉を咥えて戻って来ます。
    葉っぱを小魚のように振り回していたのには 笑ってしまいました。
    まだまだ狩りの腕は半人前みたいです。

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