秋が深まりました。
春に抜け落ちたエゾシカ(オス)の角が、繁殖期を迎え立派になりました。
枯草にとまったホオジロは、北海道では夏鳥。
姿を見ることができるのも あとわずかです。
シャケが産卵のため、遡上しています。
農業用水を引き込むために作られた堰(頭首工)が、シャケの行く手を阻みます。
激しいしぶきの中に、シャケの姿が見え隠れします。
何度も遡上を試みますが、激流に押し戻されなかなか上りきれません。
それでもシャケは諦めません。
コンクリートの壁に当たるシャケの鈍い音が聞こえてきます。
がんばれ、がんばれ。
激流の中を黒い影が上っていきます。
ジャンプする方向を誤り、
コンクリートの上に着地してしまったシャケがいました。
ハラハラしましたが、自力で川へ。
命をかけたシャケの遡上は、見る者の胸を熱くします。
下の写真は大型の猛禽、ミサゴ。
魚鷹(うおたか)の異名を持つミサゴは、北海道では準絶滅危惧種です。
魚を狙って川を見つめます。
みんな生きることに必死です。
タンチョウの子が親の後をついて歩いています。
今年も生まれたんですね。
落雁。
ウトナイ湖では 渡り鳥(ガン)の数がピークを迎えたようです。
週間天気予報で雪だるまのマークを見るようになりました。
冬を迎える準備、そろそろ本腰を入れる時期がきたようです。
命の繋がり そんなことを強く感じさせてくれた写真の数々
このごろ涙もろくなって、鮭の写真にホロリとなりました。
そしてまた春には小さな命が輝いて。
オマサさんいつも素敵な写真と文章を本当にありがとうございます!!
mimiha 様
人間にしろ、動物にしろ、一生懸命に生きる姿って心を打ちますよね。
私も写真を撮りながら泣きそうになってしまいました。
今日ある命を大切にしなきゃな‥。
大自然に生きる動物を見る度、そう思います。