庭仕事が忙しくなるこの頃、南からやって来た野鳥でフィールドも賑わいます。
まだ見たことのない夏鳥に会いたくて、庭仕事の合間にあちらこちらを訪ね歩いています。
春のやさしい光が満ちた林には、伸び伸びとそこに暮らす生き物達の姿があます。
自然のなかに身を置いて その様子をそっと眺めることが、なによりの楽しみになりました。
生き物のなかには、もちろん植物も入っています。見上げるような落葉高木の下に、ひっそりと咲くエンレイソウやニリンソウ。
どんなに真似をしようと思っても、この自然界の美しさには到底敵いません。
白い絨毯を敷き詰めたようにどこまでも広がるニリンソウの間に、青いエンゴサクが彩りを添えている風景を見た時の感動。
陽が傾いて 水草の浮かぶ澄み切った水面に、まるで宝石のようなきらめきが映った時の感動。
数え上げれば、きりがありません。
でも私が一番胸を打たれるのは、全ての命がつながっているということを知らされるときです。
植物も動物も そして私たち人間を含めて、命の輪のなかで生かされていることを、ここに来ると感じます。
庭づくりには、一見関係ないように思えるバード&ネイチャーウォッチングですが、なかなかどうして奥が深いです。
ただ‥時間を作るのが一苦労。友人宅の素敵な寄せ植えを、早く紹介したいと思っているのですが、う~ん、今日も忙しくなりそうだぞ。(笑)