家族・友人

ピアノ

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息子が帰省した日は、やっぱり暑い日でした。
さっぱりしたものが食べたいと言うので、夕食はざるそばとカボチャの煮物、それに枝豆にしました。
食事が終わって、2人分の食器を洗いました。
そばで息子はピアノを弾いていました。
洗剤のついた食器を水で洗い流しながら ふいに足元にハーパーがいるような気がしました。
ピアノと 食器の触れる音と 蛇口から勢いよく流れ出る水の音。
一瞬 亡くなった夫と、娘の姿も見えた気がしました。
そうだった‥。子供達が弾くピアノを聴きながら‥私、こうしてよく洗い物をしていた。
「どうしたの、シュンシュンして?」 息子の声で、自分が泣いていることに気づきました。
「アレルギーかな。」
8月の終わりの日は、よく晴れた暑い日でした。

POSTED COMMENT

  1. hikoko より:

    おまささんおはようございます。
    偶然でしょうか。 今朝、義妹に電話しようと思いました。
    ハッ、もういないんだと我に返り、私でさえこんな風だもの姪やおまささんは辛いよなと涙しました。 たくさん涙しました。
    今日は一日涙しましょう。 明日の為に。 
    そうして明日は又笑って過ごしましょう。

  2. おまさ より:

    hikoko 様
    おはようございます、hikoko さん。
    そうですか。お電話をかけようと‥。
    そういうこと、ありますよね。
    ちょっと泣いて、パワーアップ!
    さあ、今日も暑さに負けないで楽しく過ごすぞ~。^^

  3. とらきち より:

    私も時々、夜中にトイレに立った時など、14歳で亡くなった
    黒ラブの濡れた鼻を手の先に感じることがあります。
    タイムマシンがあったらなあ~
    なくても、思いは縦横無尽に過去を駆け巡りますが。
    もうちょっとで涼しくなりそうですね。

  4. DUKEmama より:

    お気持ちよっっく分かります。
    今でも以前の懐かしい音や景色に触れたとき、
    涙が出ます・・
    それは、この先もきっといつまでも変わらないだろう
    と思います。

  5. おまさ より:

    とらきち様
    そうですか。濡れた鼻を手の先に‥。
    ハーパーを近くに感じたのはずいぶん久しぶりのことだったし
    家族の団らんもそうだったので、ちょっと泣けました。
    ええ、もうちょっとで涼しくなりそうです。^^

  6. おまさ より:

    DUKE mama 様
    そうですね。そういう大切な思い出があるというのは、幸せなことかもしれませんね。
    これからの人生、涙できるような新しい思い出をたくさんつくっていきたいですね。

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