タンポポというと 雑草というイメージしかなかったけれど、北海道のタンポポはちょっと違います。
スケールの大きな北海道。
タンポポで覆われた草原は、まるで黄色い絨毯のように見えます。
地域によっては、「タンポポ祭り」などというものもあるようです。
スギナ祭りとか、ぺんぺん草祭りなんていうのは聞いたことがないから、やはりタンポポは別格なのでしょう。
「嫌われ者のタンポポ」という概念が、ここ北海道に来て変わりました。 もっとも、庭の芝にタンポポの花が咲いていたら 目を三角にして抜いてしまいますけれど 。
ワタゲになったものは、風に乗ってフワフワと空を舞います。
風の強い日に、一斉にワタゲが舞う様子は壮観です。
左の写真は、そのときの様子を撮ったもの。
でも、あまり上手に写真を撮ることができなかったなぁ。
実際はもっともっと綺麗だったんだけどなぁ‥。
草原を吹き渡る、爽やかな風。
カメラに収められないかと、こちらもがんばってみました。
シャッター速度を遅くして‥っと。
草にしがみついているカメムシを発見!
こんな虫までかわいく思えるのは、きっとこの心地いい風のせいかもしれないなぁ‥。
左の写真は、ヘラオオバコ。
ヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。
草にしておくには勿体ないような、かわいらしさですね。
ルピナスも咲き始めました。
今時期の野山は、最高です。帽子をかぶって、飲み物を持って、ちょっとその辺りを歩いてみませんか?