少しばかり家を空けていました。
遠方に暮らす年老いた母に会うため。
息子夫婦に生まれたピッカピカ君に会うため。
また さわらに留守番をしてもらうことになりました。
故郷は満開の桜に彩られ、まるで夢の国のようでした。
咲き乱れるソメイヨシノで
街中が薄っすらとピンク色に染まって見えます。
桜、桜、桜。
日本人にとって桜は特別な存在なのだと、改めて思いました。
ソメイヨシノ
桜とユキヤナギ
しだれ桃
たまにしか帰省しない娘を、母はいつも喜んで迎えてくれます。
文句のひとつも言わず、嬉しそうな顔をして私を見上げるのです。
お母さん、お母さん‥。